自然環境の調和を保ちつつ地球に優しい持続的農業を提案します。

Author: 礒 匠 Created: 2016/04/01 13:28
(株)アース技研で北海道を担当することになりました。よろしくお願いします。

By 礒 匠 on 2021/04/06 19:53

 

皆さんこんにちは

 

道東担当の礒です

 

前回書きました

手作り牛舎

http://www.labogenitor.com/tabid/77/EntryID/2378/Default.aspx

で紹介した牧場さんでは

生後すぐに親牛から離して

哺育牛舎に移動するのですが

 

新分娩牛舎建築以前までは

古い分娩舎から一輪車に乗せて

哺育牛舎まで運んでいました

 

道のりが少し上り坂になっており

それは大変なものでした

 

そこで、導入したのがこちら!

 

充電式運搬車です!

モーターの力を駆使してボタン一つで

重い荷物を運んでくれます

 

本来は箱やコンテナなどを運ぶ用途に使われるそうですが

 

板を敷き

生まれた子牛を毛布に包んで

移動します

 

 

子牛を運ぶのは丁寧かつ迅速さが求められるので

特に足場の悪い冬は大変重宝したそうです

 

 

商品が気になる方は

『充電式運搬車』で検索してみてください

 

 

 

子牛はすぐにバッカンふかふかの暖かい部屋に

運ばれ初乳を与えられます

 

哺乳中の子たちも元気に育っていました!

 

数年前から少しずつ頭数も増えており

省力化は経営改善の重要なポイントですね!

By 礒 匠 on 2021/03/28 8:34

 

皆さんこんにちは。

十勝担当の礒です

 

 

とある、和牛一貫農家さんで

昨年、秋ごろに分娩舎を建てました

 

 

こちらの分娩舎はほぼ手作りのものです

 

 

5間×7間の最大6房です

かかった費用は100万円以下

作成の手間はかかるものの

費用はかなり抑えられていますよね

 

パイプ間隔を狭くしているため

強度の面でも、かなり頑丈になっているようです

 

今年は十勝特有の1晩で5060㎝積もるような

ドカ雪は無かったものの

とりあえず雪、風はよっぽどのことが無ければ大丈夫そうです

 

設置した牛温恵(分娩監視システム)の感度もばっちり

明るい蛍光灯もついて暗がりでの作業性も上がりました

 

 

こちらの農家さん、元は肥育農家さんで

以前までは個別に飼える分娩房が無かったため

 

分娩舎建設は

分娩事故の減少や

母牛の分娩後立ち上がりがスムーズになるなど

大きなプラスになると思います

 

また、こちらの農家さんにとって

大きなプラスになっていることは

 

分娩後すぐに、母牛から離して哺育舎に連れていくのですが

そこまでの動線が改善され

移動が楽になり、モチベーションアップにつながっているようです!

 

 

 

実は、昨年この分娩舎を作っている最中に

お邪魔したことがあり

ほんの少しですが

作るのをお手伝いしたので

感慨深い牛舎なのです()

By 礒 匠 on 2021/03/15 17:30

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です!

 

少し前に、根室方面の酪農家さんに

お邪魔してきました。

 

始めて見させていただく牧場さんだったのですが

ロボットを2台導入しており

とても素晴らしい管理をしています!

 

ロボット牛舎と聞くと

牛を24時間舎内で管理し

いかにうまくロボットに

アクセスさせるかというのが

大切になってくると思いますが

 

こちらの牧場では

昼間の時間帯は牛舎と放牧地を

自由に行き来ができ

外でのんびりと日光浴をしています

 

外に出していても

牛が搾ってほしい時には

しっかりと牛舎に帰ってくるそうで

平均搾乳回数は3回ほどで

問題ないとのことです!

 

また、牛舎内のストールは

柔らか素材のパイプを使っており

事故はほとんど無いそうです

 

さらに、通路、ベッドともに

マットを敷き肢蹄の負担もかなり

軽減されています!

 

牛たちもとてものんびりしていて

アニマルウェルフェアに配慮されている

素晴らしい牧場だなと感じました!

 

色々と勉強になりました

お邪魔させていただきありがとうございました!

By 礒 匠 on 2021/03/12 15:55

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です

 

先日行われた十勝和牛素牛市場の結果をお知らせいたします。

 

まずは種雄牛の内訳です

 

勝早桜5 321頭  福之姫 218頭  愛之国 199頭  秋忠平 166

若百合 76頭  花国安福 68頭  鈴音 59頭  百合芳 57頭    

幸紀雄 55頭  福増 53頭  美国桜 52頭  美津照重 48頭  

茂晴花 41頭  梅栄福 40頭  百合白清2 34頭 

ほか

 

結果(税込)

メス 

出場794頭 成立760頭   最高1,007,600 最低275,000円 平均724,008円 

去勢 

出場1040頭 成立1009頭 最高  1,188,000円 最低160,600円 平均862,349

 

先月と比べると

メス プラス2万円

去勢 プラス2万円

となりました。

去勢は70万後半から80万円台が多く

100万円を超える牛もぽつぽつ

メスは70万円台が多く見られましたが

 

 

参考までに高値で取引された牛です(セリ価格)

去勢

242日齢 340㎏  百合白清2-安福久-平茂晴   1,030,000

291日齢 344㎏  秋忠平-美国桜-安福久     981,000

285日齢 375㎏  凛斗福-平茂晴-勝忠平     876,000

 

メス

272日齢 343㎏  勝早桜5-安福久-百合茂         770,000

285日齢 334㎏  若百合-安福久-勝忠平       758,000

309日齢 340㎏  華春久-勝忠平-安平        756,000

 

 

増体の良い、牛なりのいい牛が多く

全体的にとても高かったのかなと思います。

 

 

以上、市場結果報告でした

By 礒 匠 on 2021/02/25 20:24

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です

 

ある和牛農家さんで

哺育の様子を見させていただいた時のこと

うちでは前まで普通の哺乳乳首を使っていたんだけど

むせたりする牛がいたから

今はこんな乳首を使っているんだよね

と見せてくれたのは

羊用の哺乳乳首でした

 

こうしてみてみると

サイズ感がだいぶ違いますね

 

触った感じも

羊用のほうがソフトで

飲みやすいのかもしれません

 

 

これにしてから

飲みづらそうにする牛や

むせてしまう牛が減ったとのことです

 

 

ミルクをうまく飲めていないと

誤嚥性肺炎や消化不良などの

リスクも高くなってしまうため

むせたり、極端に飲むスピードが速かったりする場合には

気を付けたほうが良いかもしれませんね

 

乳首の長さや

牛が飲む高さなども

調節してあげるといいかもしれません

 

一見苦しそうに見えるかもしれませんが

『目の高さよりも鼻の高さが上に来ないよう』にすることが

分かりやすい指標だそうです

 

 

今は、哺乳に関してもいろいろな

工夫された商品がたくさん販売されているようですので

色々と調べてみると面白いかもしれません!

おまけ

手作りの子牛用チョッキ

イイ感じです!

By 礒 匠 on 2021/02/15 15:32

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です

 

先日行われた十勝和牛素牛市場の結果をお知らせいたします。

 

まずは種雄牛の内訳です

 

勝早桜5 243頭  秋忠平 229頭  福之姫 222頭  愛之国 156

若百合 80頭  美津照重 65頭  鈴音 65頭  美国桜 59頭  

花国安福 54頭  幸紀雄 52頭  福増 48

百合芳 35頭  茂晴花 33頭  百合白清2 32頭  梅栄福 30頭 

ほか

 

結果(税込)

メス 

出場750頭 成立705頭   最高1,227,600 最低143,000円 平均699,764円 

去勢 

出場960頭 成立920頭 最高  1,191,300円 最低290,400円 平均842,165

 

先月と比べると

メス マイナス37,000

去勢 マイナス19,000

となりました。

去勢は100万円を超える牛もぽつぽつ

メスは70万円台が多く見られましたが

下の牛が弱かった印象です。

安い牛を買っていく購買者さんが少なかった?

と思われます

 

参考までに高値で取引された牛です(セリ価格)

去勢

264日齢 358㎏  福之姫-安福久-平茂晴     1,011,000

282日齢 334㎏  知恵久-勝忠平-安福久     909,000

280日齢 337㎏  幸忠栄-安福久-茂勝      856,000

 

メス

314日齢 390㎏  福之姫-百合白清2-安福久     794,000

282日齢 333㎏  美津照重-金太郎3-安福久     758,000

308日齢 313㎏  諒太郎-百合茂-第1花国         749,000

 

 

少し、価格が下がったとは言え

まだまだ高く

道内のスモール市場も

素牛に合わせて高く推移しているようです

 

 

以上、市場結果報告でした!

By 礒 匠 on 2021/02/03 9:26

 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です。

 

さて、とある和牛繁殖農家さんでは

親付で子牛を買っています。

 

今シーズンの冬は生まれてきた子牛も

事故無くとても順調とのことでした

 

お話を聞くと

お母さん牛の状態が良く

生まれてくる子牛もとても元気とのこと

 

こちらの農家さんでは

自家産の粗飼料を給与していますが

牧草地ごとのロット管理と粗飼料分析を

しっかりと行っています

 

昨年取れた牧草は天候も安定せず

品質にかなりばらつきがありました

 

ですが、粗飼料分析をすることで

足りない栄養素を配合飼料や添加剤などで補い

母牛の栄養管理がきっちりとできています

 

さらに、冬は分娩前後の母牛を何頭かランダムに選び

血液検査(代謝プロファイルテスト)を

行うことで

栄養管理がある程度正しかったかの確認と

数値が良くなければ

何を補ってあげればいいのかなどの

参考にしているそうです

 

もちろん、生まれたての子牛の観察や管理も

きっちりとされているため

子牛の事故もほとんどないということだと思います

 

粗飼料分析に関しては

1サンプル30005000円ほどで

できるかと思います

 

特に自家産の牧草で

栄養価がばらつくのが心配だったり

便が緩い

食べている割には体つきがイマイチ

など・・・なんか微妙だなという方は

一度、そういった検査をしてみると

原因追及のひとつになるかもしれませんね!

 

By 礒 匠 on 2021/01/31 16:59

 

今シーズンはいつにもまして

寒さが厳しい北海道です

 

いつまでこの寒さは続くのでしょうか

 

特に1月初めの厳寒が続き

子牛の調子がイマイチという牧場さんの話も

ぽつぽつありました

 

今回は、まだ続く寒さと

来シーズンの冬に向けて

以前、紹介したこともあるかもしれませんが

イイ感じの寒さ対策をしている牧場のアイデアを

ご紹介したいと思います

 

 

こちらの哺育舎は

ハッチとロボット群で

生まれたては手やりでミルクをやり

群にした後に、すぐに哺乳ロボットに

付けるのではなく

数日間はしっかりと様子を見ながら

ミルクボトルで与えています

落ち着いてきたころ、ロボット哺育に切り替わります

 

さて、こちらの牧場の寒さ対策は

 

上部を覆うシートです

屋根を低くし、熱が逃げていくのを

防いでいます

 

このシート屋根はワイヤーで吊られており

柱に取り付けられたハンドルを回すことで

開閉することができます

 

これは、手作りででき

ある程度の高さをつければ

子牛もいたずらして

シートを破ってしまうということも防げます

 

とにかく、シートなどで

上に逃げてしまう熱を

覆ってあげることで

特に寒さが厳しい時には有効だそうです

 

もちろん、床からの冷えは厳禁ですので

子牛のうちだけでも

ふかふかに敷料を入れてあげましょう

 

ちなみに、こちらの牧場は

ロボット哺育群になると

戻し堆肥を利用して発酵床にしています

お腹も背中も暖かく

快適そうにしていました

 

比較的簡単な工事でできるのでおすすめですよ

By 礒 匠 on 2021/01/29 17:03

 

皆様こんにちは。

道東担当の礒です

 

とある、ロボット搾乳牛舎に

お邪魔させていただきました

 

今回は、搾乳ロボット牛舎内に一緒にある

農家さんのアイデアがつまった

乾乳舎について紹介します

 

フリーストールで管理している乾乳ですが

ストールの一角を改造して

フィードステーションを設けています

 

これにより、乾乳期でも個別で

細かな栄養管理ができるだけでなく

 

搾乳ロボットに慣れさせる

ことができるそうです

 

未経産の牛は搾乳ロボットの様な

狭いところに入ることに慣れておらず

以前までは人が必死に誘導してあげなければ

なかなか入ってくれませんでした。

 

フィードステーションを設けたところ

ロボットよりは圧迫感も少なくアクセスしやすく

周りからもエサを食べているというのが分かるため

先輩牛に見習って入っていくそうです

 

これは、搾乳ロボットへの良い馴致になりますよね!

 

 

また、分娩房に関しては

広々としたフリースペースを設け

固液分離した戻し堆肥を敷き詰め

発酵床のようにしています。

 

これのおかけで分娩の事故はほとんどないとのこと

 

 

さらにさらに、ファームノートカラーもつけており

発情発見の見逃し防止や、11頭の健康管理にも

余念がありません

 

 

この農家さんは

成績優秀でとても上手に経営しておられます

 

あ、もちろんアースジェネターのユーザーさんですよ()

 

色々なことを教えていただきありがとうございました!

By 礒 匠 on 2021/01/26 21:28

 

皆様こんにちは。

馬担当の礒です

 

先日、北海道のサラブレッドの生産地

日高地方へ行ってきました

 

 

今年は、年明けまでほとんど雪が降らなかったようで

放牧地が凍れてしまい

硬い地面では思いっきり走ることができず

馬も運動不足になってしまっているようでした

 

運動不足になると

腸の動きが悪くなり疝痛(腹痛)になったり

お母さん馬では難産になりやすくなったりします

 

実際、飼養管理の技術が上がっていても

開腹手術などの件数が減ることは無いそうです

 

その予防の一つとしてアースジェネターを

給与されている方も多数いらっしゃいます

 

 

 

私どもの会社がある音更町にある

家畜改良センター十勝牧場さまでは

ばん馬が飼育されていますが

この時期になると馬追い、といって

運動不足解消のために

馬を走らせている光景が風物詩となっておりますが

無事にお産を迎えるためにとても大切なことなんですね

 

写真は学生時代に撮った物ですが圧巻でした! 

家畜化された動物は特に

栄養あるものを食って

運動して、うんこして、休んで

ができる環境がとても大切ですね。

 

 

これから、馬産地はお産の時期に入ります

無事に元気な仔馬が生まれることをお祈りしております

 

 

さて、プチ情報です

実は、1月生まれの馬で日本ダービーを獲った馬は

過去20年(もっと長い歴史で?)で1頭しかいないそうです

 

早生まれのほうがセリの時には

大きく、見栄えもするので高く売れる傾向がありますが

競走能力的にはあまり関係ないのでしょうか?

 

本当に馬券て当たらないものですよね・・・

馬券において他人の意見は参考にしないのが大事だと思います()