営業マンの放浪日記

真冬の発酵床レポート!

植田秋良の日記2016/01/12
 

遅ればせながら、新年あけましておめでとうございます。

さて、私は先週、仕事始めから道東地方に出張いたしました。

その際に何か所か発酵床の現場を巡回してきましたので

「真冬の発酵床」の様子をご報告いたします。

 

まずはT農場さん(搾乳牛60頭、発酵床1年強)

発酵床を始めて2回目の冬です。

以前は、乾き気味で硬かった牛床が

ご覧のように発酵に適した水分、通気性の状態など、

とても良い感じになっています。

メンテナンスは3日に1度、中古で購入(10万円)したサブソイラで牛床を撹拌しています。

牛の調子も良いとのことで何よりです!

 

さて、次はI農場さん(搾乳牛50頭)

先月からフリーストールだった乾乳、育成舎を

発酵床に改装しました。

ストールを除去して、牛床に種堆肥と敷料(牧草、麦わら)を投入しました。

床の発酵が安定して機能するまで時間がかかりますが、

分娩後の立ち上がりが良くなることを期待されています!

 

最後にF農場さん(搾乳牛110頭)

フリーストールの傍ら、別棟で発酵床を採用して

足の悪い牛などを飼養されています。

牛床から出した堆肥を月に1度の切返しで発酵させ、

戻し堆肥として牛床に還元。

さらに発酵床の発酵が安定し、乳房炎の予防にも役立てておられます。

 

以上、真冬の発酵床レポートでした!

また、様々な現場をご紹介いたします!