営業マンの放浪日記

富士山 岡村牧場~その3

佐藤隆司の日記2009/12/24

さて、いよいよ私の血が騒ぐ? 堆肥舎の様子です。

私がお伺いした日、岡村さんは丁度、牛舎敷料交換作業の最中でした!

作業している間に、私は勝手に牛舎や堆肥舎を探索、状況をチェック?してきました!!


まずは牛さん達の様子からです!

            

毛づやピカピカで、いかにも体調は良いぞ~って感じですよね!

モチロン!アースジェ…アッ!怪しい事?は敢えて云いません!!

 

排糞前の牛床の状態です。

           (牛床)

牛床は場所によって若干の違いはありますが泥濘化していず、部分的には粘土状に

なっているものの、牛さんが汚れてヨロイが付く程まで痛んでいません

 

岡村さんがちゃ~んと働いている様子もご覧にいれますねっ!

           


堆積する時には、新鮮糞と発酵している堆肥を混合して堆積しています。


こうして堆積すると発酵の立ち上がりは抜群!

またここでは初期発酵を促進するために、最初の堆積場にはブロアー施設を設置しています。

ブロアーをかけるのは、内部まで発酵が立ち上がるまでの3~4日間。

電気代ももったいないですからね!

あとは自然の力をフル活用!


             

堆積形状は理想的なカマボコ型


             

水蒸気がモクモク…良い発酵状況ですね!!

アースジェネターの特徴である白カビがアチコチに…

 

もう少し近づいてみます。


             

 

中をほじくってみると…ホラッ!

こ~んなになっています!

            

こうなると、ウンチも中から分解されて固まりもバラバラになり易くなります。

切り返しは月1~2回程度…これで十分です!

 

ここは仕上げ前の堆肥山です。

            

 だいぶ固まりが少なくなっていますでしょっ!


            

ホラ、堆積形状もきっちりカマボコ型を守っています。

 

岡村さんはこれから更にマニュアスプレッターで粉砕堆積して堆肥を仕上げます。

出来上がった堆肥は汚物感もなく理想的な土カビ臭。

 

スミマセン! 出来上がった堆肥の写真撮り忘れてました!!

 

この堆肥は地元のお茶生産者の方や有機栽培農家さんに

2トン車1台分を5、000~6、000千円で販売しています。

モチロン、その堆肥の評判は上々で、ほとんどがリピーターです。

耕畜連携地域循環型の畜産経営…やっぱりこれでなくっちゃあねっ!!