営業マンの放浪日記

堆肥の積み方

植田秋良の日記2018/05/15
 

先日、道内のとある牧場さん(和牛一貫)へ訪問しました。

牛の健康状態、肥育成績ともに抜群に良い牧場さんですが、

今度は良い堆肥をつくりたいとのことでした。

良い堆肥をつくり、

①牧草地の地力を上げる

②戻し堆肥として使い、敷料の削減や牛床の発酵促進を狙う

③農場内の病原菌抑制に繋がる

などの効果を期待したいとのことでした。

そこで、まず取り組まれたのは堆肥の積み方でした。

上記の写真のようにカマボコ状に積みことで

堆肥の表面積を増やして通気性を確保します。

そうすることで

好気性菌、嫌気性菌、好気兼嫌気性菌などの

多種多様な微生物が活躍することができて、

その結果、発酵が促進されます。

以前は下の写真のような積み方でしたが、

積み方を変えてから、

カサ(堆積)減りが早くなったとのことでした。

これからも色々な良い変化が起こると思われます。

乞うご期待です!