営業マンの放浪日記

うんちの活用

礒匠の日記2022/11/16

皆さんこんにちは!

関東担当の礒です!
栃木県のとある酪農家さんでのお話です
こちらの農家さんは数百頭を搾る大きな牧場なので
色々なものに莫大なコストもかかります

色々とお金がかかる中で
敷料代の削減として
戻し堆肥を上手に使っておられます
こちらは搾乳牛舎です
戻し堆肥を敷料に使っているフリーストール牛舎
コンポストバーンで気持ちよく寝る牛たち

フリーストール牛舎とフリーバーン牛舎がありますが
どちらも戻し堆肥を敷料として使用しており
フリーバーンはコンポストバーンのように
戻し堆肥を厚く敷いて管理しています
(おそらく戻し堆肥の水分量は4050%程度)

写真はありませんが、哺育、育成牛舎でも
戻し堆肥とおが粉を混ぜて使っており
いつも快適に寝ています
堆肥の状態もパラパラでとても良く
時々、細菌検査などして
悪い菌が増えすぎていないかなどチェックしているとのことでした

環境のことだけを言ってしまえば
牛床の大腸菌群が106乗(100万)個/g以下
であれば乳房炎のリスクが少ないと言われており
良く発酵した堆肥であればまず問題ないようです

頭数も多い牧場さんですので
堆肥処理はかなり大変だと思いますが
しっかりと堆肥づくりをしており
とても感心します

上手にうんこと付き合っていきましょう!


こちらの牧場さんの
堆肥処理施設などは
また次の機会にご紹介したいと思います!