営業マンの放浪日記

沖縄から…

佐藤隆司の日記2010/06/11

皆さん、こんにちは~っ!

口蹄疫の発生が4月20日に発表されてから、早2ヶ月になろうかとして

いますが、新たに日向市、宮崎市、都城市でも発生など、

なかなか沈静化の兆しが見えません。

宮崎での初動対策の失敗?を教訓にして、これ以上の拡大を最小限に

止め早期終息のために万全の対策をとって食い止めて頂くことを願って

います。

私たちもこういう状態の中で現場訪問もままならないため、

以前にストックしていた写真を引っぱり出して、

皆さんにご紹介致します。

 


以前にもご紹介しました沖縄県北部の比嘉牧場さんから

の便り?です。

 

現在繁殖母牛20頭で、平成19年から育成のみEG給与していたのですが平成21年から全群に給与開始しています。

     

この地区は敷料がなかなか手に入らず、母牛群の所には敷料を敷けま

せん。

でも、その割にはお尻も綺麗で、毛艶も良好。

ルーメン発酵が良好な様子を物語っています。

 


敷料が少ないとは言っても、やはり大切な初期育成牛群の牛房にはしっかり敷料を入れて管理されていました。

 

 

体力の出てきた育成後期の牛群はやや薄めの敷料です。

粗飼料もしっかり食い込んでいて、幅、深み共に良好の状態!!

 


天気が良くて、運動場が乾いている時にはこまめに解放して。あげています。

外に放たれた牛さん達は気持ちよさそうにはね回っていたかと思うと…

しばらくの間このように土を一生懸命舐めていました!

きっと土壌のミネラルや微生物を摂取して自ら体調を整えて

いるのでしょうね!

牛さん達は本来、戸外で過ごすべき動物ですから、

やはり土の有るところや放牧地など、

自然の恵みに触れさせて上げる事がとても大切なことと思います。

 


比嘉さんのところでは昨年から独自に繁殖台帳を作って

ドアーに張り付け、繁殖管理をしています。

 

項目の所を拡大します。


その記入例です。

台帳3

これをチェックしながら、すべき事を間違いなく処置する…。

繁殖成績を良くするにはとても大切なことですね!!

 


最後は、人工受精師でもある奥さんとのツーショットです。

とても仲が良くてウ・ラ・ヤ・マ・シ・イです!!

比嘉さん!

口蹄疫にめげず、これからも良い牛さんたちを作って下さいね!