皆さま、こんにちは!!
今回は、何かお役にたてる内容ではないかもしれませんが
※興味の無い方はスルーして下さいね
ある優秀な生産農家さんにたくさん質問して、教えて頂いていた時です。
「中紙くん、和牛だからといって、何か難しく考えていないかな?
同じだよ。乳牛のように考えてみなよ。
乳牛の世界で普通の事を和牛の方に伝えるのも良いと思うよ!!」
この言葉がきっかけになり、
和牛と搾乳牛それぞれの違いを踏まえた上で自分なりに「搾乳牛の視点から見た
和牛」について書いてみたいと思います
まず牛の快適性です。
乳牛ではカウコンフォートと言われていますが、和牛に比べ乳牛では牛の快適性が
重要視されていると思います。(もちろん、その農場にもよりますが)
搾乳牛の場合、牛に対して行った事がすぐに乳量に反映されますし
毎日の搾乳によりストレスが多くかかりますので尚更
大切にされているのだと思います。
床の状態、体感温度、水が飲みやすく、エサが過不足なく与えられ、ストレス
がかからない環境だと、牛が本来もつ能力を最大限発揮できるからだと思います。
2つ目は、いつもと同じ時間にいつもと同じ事をする という点です。
搾乳牛では、基本でとても重要な事ですが
牛という点で同じという意味では、
和牛でもやはり食い込みを安定させる為に大切な事かと思います。
(もちろん5分、10分単位で というつもりは全くありません
)
最後は、粗飼料分析の活用 になります。
特にTMR飼料を使っている酪農家さんは、ほとんどの方が利用していると思います。
粗飼料では足りない栄養を、配合飼料や添加剤で補う為です。
和牛農家さんでも利用されている方は、いらっしゃると思いますが
年に1回は分析に出されてもいいかもしれません。
その結果を見て、何かを変える事になるかもしれませんし、
変える必要が無ければ、現状を把握できるだけでも意味があると思います。
僕の思うままに書きましたが、ほんの些細な何かの参考になりましたら幸いです