皆さんこんにちは
  馬担当の礒です
   
  さて、間もなく馬のお産シーズンが始まります
  (馬は季節繁殖で3~6月くらいでの出産が多い)
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  母馬は妊娠末期の3か月で胎児が急激に大きくなり
  腸を圧迫するため、ストレスやえさの品質など
  ちょっとした変化で消化不良を起こしたり
  それが原因で疝痛(腹痛)になったりと
  注意が必要な時期です
   
  また、馬の妊娠期間は11か月で生まれてくる子馬は
  競走馬のサラブレッドで40,50㎏ほどあるため
  (母馬は500~600㎏ほど)
  難産にならないように運動もしっかりとしなければなりません
   
   
  生まれた子馬は1週間ほどで
  腸内細菌叢をつくるためお母さんのうんこを食べ始めます
  また、お母さんの餌を遊び食いしたり
  お母さんの母乳の質が変わったりするため
  下痢をすることが多くなります
  (よく発情下痢とよばれます)
   
  下痢が長引いてしまうと
  成長にも影響が出てくるため
  なるべく早く消化器官を整えてあげる必要がありますね
   
  と、いろいろと書いてしまいましたが
  先日アースジェネターのユーザーさんから
  うれしい連絡をもらいました
   
  その牧場は普段は母馬にアースジェネターを給与しているのですが
  生まれた子馬の発情下痢が始まったため
  アースジェネターを直接口に入れて
  2,3日様子を見たところ
  下痢が止まった
  とのことでした。
   
  もちろん、アースジェネターだけではないと思いますが
  すぐにそういったひと手間ができるということが
  良い結果につながっているのですね!
   
  お産・種付けで忙しい日が続くと思いますが
  体調には気を付けてくださいね!