皆さん、こんにちは!
前回からの続きで、今回は具体的な対策について
書かせていただきたいと思います。
具体的なハエ対策としては
・発生源対策(ウジ虫の段階で薬剤を用いて、発生を抑制)
・誘引殺虫法(誘引剤と毒餌で、成虫となったハエを駆除)
・直接散布法(広範囲または局所的に、薬剤により、ハエの成虫を駆除)
・物理的対策(物理的にハエを捕らえる)
といったことが挙げられます。
薬剤を水に溶かして、噴霧器などで直接散布する
直接散布法は、手間もお金も時間もかかるため
発生源を抑える事、それを抜けてきたハエを効率よく殺虫することが
理想的だそうです。
誘引殺虫は、顆粒のまま置いておくものや
水に溶かして、壁や柱などに塗ったりするものがあり
環境や家畜への影響は比較的少ないようです。
ハエが良く集まっている場所を観察し、薬剤を置く、塗ることで
より効果が上がります。
サシバエは舐めるというよりも刺す、吸うといった行動をするので
誘引殺虫法は効きにくいそうです。
誘引剤に関して、薬剤の上に死んだハエを置いておくと
仲間がいると認識して油断するのか、寄り付きが良くなる
といったお話もあるようです
直接噴霧では、ハエが集まりやすい場所に局所的にふりかけたり
ミストを出す機械があれば、利用して全体に撒く方法もあるそうです。
物理的な対策としては、行っている方も多いかと思いますが
防ハエネット、ハエ取りテープ、ハエ取りシートなどがあります。


次回は、牛舎での対策ポイントについて書かせていただきたいと思います。
つづく