営業マンの放浪日記

ハエのお話2

添田優和の日記2025/04/15

皆さん、こんにちは!

 

前回からの続きで、今回は具体的な対策について

書かせていただきたいと思います。

 

具体的なハエ対策としては

・発生源対策(ウジ虫の段階で薬剤を用いて、発生を抑制)

・誘引殺虫法(誘引剤と毒餌で、成虫となったハエを駆除)

・直接散布法(広範囲または局所的に、薬剤により、ハエの成虫を駆除)

・物理的対策(物理的にハエを捕らえる)

といったことが挙げられます。

 

薬剤を水に溶かして、噴霧器などで直接散布する

直接散布法は、手間もお金も時間もかかるため

発生源を抑える事、それを抜けてきたハエを効率よく殺虫することが

理想的だそうです。

 

誘引殺虫は、顆粒のまま置いておくものや

水に溶かして、壁や柱などに塗ったりするものがあり

環境や家畜への影響は比較的少ないようです。

ハエが良く集まっている場所を観察し、薬剤を置く、塗ることで

より効果が上がります。

サシバエは舐めるというよりも刺す、吸うといった行動をするので

誘引殺虫法は効きにくいそうです。

 

誘引剤に関して、薬剤の上に死んだハエを置いておくと

仲間がいると認識して油断するのか、寄り付きが良くなる

といったお話もあるようです

 

直接噴霧では、ハエが集まりやすい場所に局所的にふりかけたり

ミストを出す機械があれば、利用して全体に撒く方法もあるそうです。

 

物理的な対策としては、行っている方も多いかと思いますが

防ハエネット、ハエ取りテープ、ハエ取りシートなどがあります。



次回は、牛舎での対策ポイントについて書かせていただきたいと思います。

 

つづく