お問い合わせ
皆さんこんにちは。 今年も行者にんにくの時期が始まりました 最高です。山菜大好き男です。 GWですが、今年は天気が悪いようですね・・・悲 さて、帯広では馬インフルエンザ(届出伝染病) が発生してしまいました https://www.fnn.jp/articles/-/864797 帯広のばんえい競馬は一時開催中止となっております 前回の発生は2007年なので 18年ぶりに発生したことになります その時も各地の競馬場で開催が中止されました 人には感染することはありませんし 発熱、咳、鼻水などの風邪の症状です そこまで、予後が悪い病気ではありませんが とにかく、感染力が強く 発症している馬の隣を通るだけでも 感染してしまうことがあります ※参考>公益社団法人 中央畜産協会 馬インフルエンザ(第4版) 人間のコロナウイルスの時にも耳にした 飛沫感染やエアロゾル感染により 一気に多数の馬が感染するようです また、どんな感染症も同じですが 服や長靴などを介して 人が病原菌を運んでしまい 感染源から離れていても うつってしまい 感染が拡がっていくパターンです 特効薬はなく 免疫力の回復を待つしかありません ほとんどの競走馬や乗用馬が ワクチンを毎年打っていますが やはり、ワクチンをきちんと接種している 馬は軽症で済むことが多く まだ、ワクチン接種が完全ではない若馬では 症状が重いとのことでした 先日、ちょうど消毒薬のメーカーさんの 勉強会に参加させてもらう機会があったのですが バイオセキュリティのポイントは 消毒は 消毒薬の効力×消毒技術×丁寧さ×頻度 などの要因で大きく変わること 消毒前の洗浄・乾燥が特に大切であること 消毒(攻撃力)×ワクチン(防御力) での対策が重要であること 人や車の出入りが最終砦と言えるほど 人が媒介してしまうことが多いこと Etc. などを話されていました。 感染症は症状に気づいた時には 拡がってしまっていることが多く 改めて、普段からリスクを頭に入れて 行動していかないといけないなと思いました。 現場の方々は、対応など本当にお疲れ様です。 まずは、これ以上拡大しないことと 収束することを祈っております。