営業マンの放浪日記

災害時に、、、その2

中紙育朗の日記2025/05/12


皆さま、こんにちは!!


前回に続き、災害時の備えについて書きたいと思います。


その1では、おもに電気のことについて書きましたが


今回は断水時について、北海道農政部さまの『災害時における酪農危機管理対策マニュアル』


に書かれていた、断水時の対応について書きたいと思います。




酪農の場合、農場全体で1日あたりの必要量(経産牛60頭規模)は


飲水でおよそ5,800リットルと搾乳機器の洗浄で700リットル


合計約6,500リットルという量が必要になるとのこと。


肉牛の1日の総水分摂取概算量は気温21度の場合

育成牛(273キロ)29.5リットル

肥育牛(454キロ)47.7リットル

妊娠牛(500キロ)32.9リットル

※2008年版 日本飼養標準肉用牛参照


でした。


過去の事例では、大型給水車で運ばれてきた水を農場側で


貯水できなかったという事例が多く発生していたようです。


給水車からの受水方法として、大きなポリタンクや中古のバルククーラーなどの例がありました。


また自力による水確保では、断水していない近くの酪農家さんからわけてもらう方法や


停電時でも使用できる、給水ポンプを用意しておき河川や小川の水を汲み上げて


対応する。と書かれておりました。


電気もそうですが、あらかじめ備えておくと


良いかと思いました。