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皆さま、こんにちは。
これまで、種牛の能力について
その種牛の一代祖ばかりに注目していましたので
今回は、私なりに種雄牛の母体成績について勉強して
まとめてみたいと思います。
※下記の種雄牛は枝肉共励会の結果などから
平均的に成績の良い種雄牛を選び出しました。
〇好成績が出やすい傾向の母体(二代祖)
福之姫母体 諒太郎母体 美国桜母体
隆之国母体 秀幸福母体 幸紀雄母体
これらの種雄牛は、枝肉共励会の結果などを見てみると
入賞されている牛のかけ合わせに、良く見かける牛で
どの種につけても、比較的高いBMSを出しており
母体としての能力が高いのかなと思います。
美国桜、諒太郎母体では特に、ロース芯面積も平均的に
大きくなりやすい傾向があるように思います。
―宮崎―
満天白清母体 耕富士母体 秀正実母体
宮崎では、枝肉共励会などの結果から
特にこれらの種牛の成績が良く
平均的に、ロース芯面積、BMSが高く、母体能力が高いように思いました。
種同士の相性や
三代祖、四代祖の影響も関係していると思いますが、
母体の持つ能力が、種の良さをより強く引き出してくれる
ということに関係していることが、枝肉共励会などの結果から
感じられました。
牛それぞれの表現型の特徴など
まだ多くの母体としての要素があると思いますので
現場で教えて頂けますと幸いです。