営業マンの放浪日記

暑さ対策 その2

岩本尚吾の日記2025/08/17
いつもありがとうございます!!
東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。
少し前のことなのですが、ある九州の農家さん(Mさん)のところへ行ってきました。
Mさんは搾乳牛を70頭、繁殖母牛を200頭管理している優秀な農家さんです。
搾乳牛の牛舎(繋ぎ飼い牛舎です)に行くと・・・

牛たちの頭上にたくさんの扇風機がありました。
搾乳牛 2頭につき1台の扇風機が付いていましたよ。
(なかなかの数ですよね♥)
Mさんの搾乳牛舎には 40台近くの扇風機がありました。
夏には、扇風機の風だけでも牛たちの体感気温は下がると思うのですが
気温の高いときには(雨が降っていたり湿度が高くないとき以外は)
1日に3回 (11時頃、14時30分頃、16時頃) 
搾乳牛の側面(両側)にホースで水をかけて(扇風機で風を当てることにより)牛たちの暑熱ストレスを少なくしています。
☆実は、Mさんの牛舎には細霧装置があります。 ただ、今はあまり使っていないようです。
 暑い時期は直接、牛の身体に水をかけて風を当てる方が体感温度は下がるのではないかということでしたよ。
夏場は暑さのため、搾乳牛の食欲が落ちます(採食量が落ちると乳量《牛乳の量》も少なくなります)。
夏に搾乳牛の採食量を落としたくないので、酪農家さんたちはいろいろな対策を練っていますよ。
ちなみに、M野さんの牛舎通路にはサイクロンファンが2台付いていました。

サイクロンファンは、3年ほど前に離農する農家さんから2台購入したということでした。
農家さん(松野さん)が言うには・・・
この牛舎だと本当ならサイクロンが4台くらいあった方が良いんだけどね!!
ということでしたよ。
サイクロンファンを活用することにより、扇風機との相乗効果で牛舎内に風の流れを作っています。
夏場の日中、外気温(外)は暑いのですが牛舎は涼しく感じます。
風の流れがあると、牛たちだけでなく働いている人も涼しいです(体感温度が下がります)。
この暑い夏をどう乗り切るのかは、皆さまにとっても牛たちにとっても大切な問題ですよね🍀