お問い合わせ
皆さんこんにちは! 道東担当の西岡です。 いつもお世話になっております。 十勝は肌寒い季節がやってきました。 平均気温も20℃を下回る日が多くなり、 季節が移ろいでいるのを感じます。 また寒暖差も激しくなり、 牛の体調管理には一層の注意が必要な時期になってきました。 特に子牛は寒暖差に弱く、体調を崩しやすいものです。 そこで今回は、とある酪農家さんで実践されている、 子牛に与えているものを紹介します。 こちらは発酵乳です。 発酵乳は暗い場所で10~20℃に保管し、 約1か月ほど保存させたものを子牛に与えます。 発酵させることで 乳脂肪の低下、 乳タンパク質や乳糖が増加、 アミノ酸が豊富になる といった変化が起こります。 これにより子牛にとって消化しやすい栄養源となります。 また、初期の第一胃にいる腸内細菌叢を整える効果が期待でき、 結果として下痢や肺炎などの予防にもつながると考えられています。 寒暖差が厳しくなるこれからの季節、 子牛の健康管理の一つの方法として、 発酵乳の活用は良いと思いました。