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いつもありがとうございます!! 東北地区・九州地区担当の岩本尚吾です。 皆さま いかがお過ごしでしょうか。 ☆サムネイルの写真は2027年北海道和牛全共(宣伝用)のTシャツです。 今年8月に開催された北海道和牛共進会を息子と一緒に見に行ったのですが その時、子供用のTシャツをいただきましたよ♥ 前回の続きです。 牛舎で良い感じの肥育牛たちを見た三日後、その一貫農家さんから連絡がありました。 農家さん:”岩本、実はショックなことがあったんだよね・・・” 岩本:”どうしたんですか?” 農家さん:”岩本と見た肥育牛の中の1頭が死んでしまった” ”朝牛舎に行ったら立てなくなっててさ(もう死んでいたようです)” ”12月の共励会に出荷しようと思っていた自信がある牛だったんだけどさ” ”最近、牛たちの観察に時間を取れていなかったからそうなったのかもしれない” ”やはり時間がない中でも、牛たちの観察を意識してやらなきゃいけないね・・・” 牛たちの事故に関しては(どんなに対策を考えて行動したとしても)ゼロに(コントロール)できるものではないのですが ゼロ(少ない方)が良いですよね。 ただ、ベストを尽くしたとしても事故は出てしまいます。 良くない出来事を糧にして、牛たちにとってより良い環境を作る(自分自身の意識を変えて行動する)ということの繰り返しですよね。 その1週間後、この(農家さんの)出来事をブログに書こうと思い一貫農家さんに連絡しました。 岩本:”あの出来事をブログに書こうと思っているのですが良いですか?” ”ブログを見ている農家さんたちにとって、なにか気づきになれば良いなと思っています” 農家さん:”岩本、もちろんイイよ!! ところで、この前採卵したんだけどめっちゃ良かったよ” ”我が家のゲノムの高い母牛、福之姫ー諒太郎ー安福久ー第1花国に北美津久で採卵して、Aランクが19個Bランクが4個取れたよ” 岩本:”それはめっちゃイイですね!! 北美津久ー福之姫ー諒太郎だったら、メスでも去勢でも良いですよね” ”生まれてくる子牛もしっかりしているイメージがあります” 農家さん:”岩本!! 禍福(かふく)は糾える(あざなえる)縄の如し(なわのごとし)だよね!!”
☆禍福(かふく)は糾える(あざなえる)縄の如し(なわのごとし) とは 幸福と不幸は、より合わせた縄のように表裏一体で交互にやってくる(悪いことばかりだけ続かないよね)という意味でした。
そう言って、農家さんは電話口で笑っていましたよ。