皆さん、こんにちは。
先日、富士山麓、朝霧高原にある「富士山岡村牧場」様の月に一度の直売会で
NEEDSチーズ販売会(試食会)を実施し、そのお手伝いをさせて頂きました。


富士山岡村牧場さんは、富士宮市の朝霧高原という
まさに富士山のふもとに位置しています。

牧場の信念は「牛が笑っている牧場」
その言葉通り、森に囲まれた広い土地で過ごす牛さんたちの姿は
穏やかで快適そうな表情に見えました。
牛さんにストレスを与えない環境づくりが
おいしいお肉づくりに繋がっていることを感じました。
こちらで育てられているのは、F1のブランド牛「富士山岡村牛」です。
生産者と消費者の「顔が見える関係」
岡村牧場さんは、消費者との信頼関係を大切にするため
毎月1度、直売会を定期的に開催されています。
生産者さんから直接商品を買えるだけでなく
牛の育て方やおすすめの調理法などを聞ける、とても貴重な交流の場となっています。
直売会がスタートすると、キャンプ関係のお客様や、遠方から訪れた常連さん
通りがかりで訪れた方など、たくさんの人で賑わい始めました。
特に印象的だったのは、岡村さんがお客様一人ひとりと会話を交わし
積極的に交流されていたことです。
「フェアな関係」を大切にし
初めての人とも、お互いのことを知ることから始まり
会話が進むにつれて、自然と笑顔が増えていき
お肉を買う前から明るい雰囲気に包まれていました。
休憩時間には、牛舎を見学させていただきました。
導入した子牛は、富士山を眺められる絶景ポイントで
丁寧に個別飼養管理されています。

お昼ごろに牛舎を見させていただきましたが
牛さんたちは、ゆったりと横臥して反芻しており
まさにストレスのない快適な環境だと思いました。
堆肥作りにも力を入れておられ
2週間に1回の決まったサイクルでの切り返し
それを約半年間続けて、最終的には土の香りがする
さらっとした堆肥が完成します。

できた堆肥は販売までされており
畑や園芸に使ってくださる方のもとに行きます。
アースジェネターの牧草から牛へ、
牛から土壌へ帰っていくという理想のサイクルが
出来上がっていました。
販売会が終わり、夜にはバーベキューをしていただき
岡村牛を食べさせていただきました。
あっさりとした脂でしっかりとした肉の味がする
大変美味しいお肉をお腹いっぱいいただきました
富士山岡村牧場さんでの経験は、とても貴重なものになりました。
お肉の美味しさだけでなく、生産者の想いや消費者とのつながりの大切さも感じました。
次回は12月6日(土)7日(日)8日(月)の3日間
開催される予定です。
岡村さんの人柄、作るお肉、素晴らしい環境
いろいろな所を実際に見て頂きたく思います。
ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。