皆さんこんにちは。
先日、鹿児島の離島を巡回させていただきましたが、
日中に動いていると暑く、半袖でも良いくらいの気温で、
牛さんにとっては快適な環境かと思いました。
ただ、海風が吹くとひんやり冷たく、朝晩の寒暖差があり、
風邪をひいてしまい下痢をしている牛さんもいました。
そんな牛さんに、即発見・即対応している場面を見せていただきました。

以前にも紹介させていただきましたが、
生菌剤などの添加剤を水やお湯に溶かし、
牛の口に入れてあげることで、確実に給与できる方法です。
今回見せていただいた農家さんは、
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アースジェネター(腸内環境を整えて下痢の予防に)
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バリウム(細菌の吸着効果)
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リカバリーM(肝臓の機能強化)
の3つを1:1:1の割合(各10gずつ)で混ぜています。
以前、生菌団子について紹介させていただいたときは、
上あごにこすり付けるように給与するという方法でしたが、
今回見せていただくと、牛が自ら寄ってきて舐めるようになっていました。

初めて給与を開始するときに、無理やり与えず、
少しずつ食べることに慣れさせることで、
後々の給与が人にとっても楽になり、
牛にとってもストレスが少なくて済むのではないかと思います。
人にとっても寒暖差で体調を崩してしまうような時期ですし、
インフルエンザもかなり流行しているようです。
これから一段と冷え込んでくるかと思います。
体調にお気をつけてお過ごしください。