営業マンの放浪日記

十勝市場の1年間の動向New

礒匠の日記2025/12/28

皆さんこんにちは。

今日は有馬記念でしたが
地元の帯広競馬場に
馬券を買いに行きました。


年末ということもあり
競馬場は大いににぎわっていましたよ!
僕は惨敗でした。
(普段ほとんど馬券は買いません)
皆さんはいかがでしたか?


ちょいと
十勝和牛市場の高値で取引された牛を
まとめてみました。

今回は去勢編です
データは今年の1月から12月で
80万円以上(税抜)で
取引された牛を対象にしています。

個別の牛の比較ではありませんので
ご了承ください。

抽出した922頭中
一代祖で多いのは
352頭(38%)で福之姫
217頭(24%)で福勝鶴
98頭(11%)で北美津久
96頭(11%)で福之鶴
37頭(4%)で百合未来
32頭(3%)で若百合

ここ最近は北美津久産子が増えてきておりますが
依然として福之姫人気はすさまじいものがあります。
枝肉でも間違いない結果が出ていることを
考慮すると納得ですね。

二代祖になると
922頭中
実に469頭(51%)が安福久
96頭(10%)で福之姫
87頭(9%)で美国桜
42頭(5%)で勝早桜5
39頭(4%)で百合白清2
となっていました。
諒太郎、美国桜などがもう何年も前から
母牛として素晴らしい結果を残していますが
依然として2代祖安福久が圧倒的多数を占めています。
これは、受精卵産子が多い
十勝だからこそかもしれませんね。

これらの牛の平均月齢は287日齢で
平均体重は376㎏でした。
高く売れている牛は
なんといっても体重がこれくらい
のっているということでしょうか。
肥育期間も短くなっていることを考えると
はじめから体重が乗っていたほうが
いいのかもしれません・・・(?)

また、受精卵産子の割合は74%でした。

これを見ると
血統(3代祖)の流れ、DG(日増体量)
ともに重要視されていることがわかりますね。

これから、どんどん
新しい種雄牛の産子が出てくると思われます
今後も市場動向を注視していきたいと思います。