営業マンの放浪日記

与論島堆肥センター

中紙育朗の日記2017/08/04

皆さんこんにちは!!

 

今回は与論島の堆肥センター様に行かせて頂いたので、その時の事について書きたいと思います

 

離島などの敷料が無い地域での堆肥作りに、何かの参考になりましたら幸いです。

 

この堆肥センターでは、与論島のほぼ全ての糞尿が集められ、堆肥化し販売され

ています。

 

1番の特徴は敷料などの水分調整する物が一切なく完熟堆肥にしている事です。

 

 

堆肥化させる上で重要になる水分調整は、天日干しを2回して水分量を落としていき

ます

 

 

 

搬入時の水分量は約70%~80%。カマボコ型に積んだ時の温度は30度~40℃位

だそうです

 

天日干しの後、カマボコ型に積むと1週間後には約50~60℃

2回目の後は約60~70℃まで発酵温度が上がるそうです

 

堆肥が完成される頃には水分量は約50~55%になっているそうです

 

ちなみに、完熟堆肥になるまで半年くらいで出来るそうです!!

 

難しい点は、離島なので天候が変わりやすく、天日干しの時に雨が降ってくる場合

があるそうです

 

 

販売された堆肥は、草地や農作物の畑に使われる他、戻し堆肥として敷料に使う

農家さんもいるそうです。

 

その場合はもう少し水分量を落とし約35~45%、土と同じくらいまで落とせると

良いかもしれません

 

 

もちろん、手間がかかってしまう事や場所が必要な事もあり簡単では無いのですが

困っている農家さんがいましたら、お試しになる価値があると

僕は思っています