営業マンの放浪日記

新たな挑戦(発酵床)

植田秋良の日記2017/12/25
 

道東のT農場さん(搾乳牛75頭)を訪ねました。

T農場さんはもともと通常のフリーバーンで

泌乳牛を飼養管理されていましたが、

1か月ほど前から発酵型フリーバーン(発酵床)

に挑戦しておられます。

変えることとなったきっかけは

手作業での除糞の負担軽減でした。

ウッドチップとバーク、

その上に自家産の堆肥(完熟手前の物)と

刻んだ麦わらを土台にしてスタート。

 

発酵させるには厳しい条件の季節の中でも

まずまずの滑り出しとのことです。

手作業での除糞がゼロになったわけではありませんが、

今までより糞が敷料と上手く混ざり、労力が軽減された上、

発酵が立ち上がっている様子でした。

発酵床の温度は、

外気温5℃時で15℃前後(15㎝深部)ありました。

 

これからの厳冬期、そして凍結が緩む春先まで

気が抜けませんが、

きっとT農場さんなら上手に管理されることでしょう!