営業マンの放浪日記

思うままに

中紙育朗の日記2017/12/31

皆さま、こんにちは!!

今回は、何かお役にたてる内容ではないかもしれませんが

※興味の無い方はスルーして下さいね

 

 

ある優秀な生産農家さんにたくさん質問して、教えて頂いていた時です。

 

「中紙くん、和牛だからといって、何か難しく考えていないかな?

同じだよ。乳牛のように考えてみなよ。

乳牛の世界で普通の事を和牛の方に伝えるのも良いと思うよ!!」

 

この言葉がきっかけになり、

和牛と搾乳牛それぞれの違いを踏まえた上で自分なりに「搾乳牛の視点から見た

和牛」について書いてみたいと思います

 

まず牛の快適性です。

乳牛ではカウコンフォートと言われていますが、和牛に比べ乳牛では牛の快適性が

重要視されていると思います。(もちろん、その農場にもよりますが)

搾乳牛の場合、牛に対して行った事がすぐに乳量に反映されますし

毎日の搾乳によりストレスが多くかかりますので尚更

大切にされているのだと思います。

 

床の状態、体感温度、水が飲みやすく、エサが過不足なく与えられ、ストレス

がかからない環境だと、牛が本来もつ能力を最大限発揮できるからだと思います。

 

2つ目は、いつもと同じ時間にいつもと同じ事をする という点です。

搾乳牛では、基本でとても重要な事ですが

牛という点で同じという意味では、

和牛でもやはり食い込みを安定させる為に大切な事かと思います。

(もちろん5分、10分単位で  というつもりは全くありません

 

最後は、粗飼料分析の活用 になります。

特にTMR飼料を使っている酪農家さんは、ほとんどの方が利用していると思います。

粗飼料では足りない栄養を、配合飼料や添加剤で補う為です。

和牛農家さんでも利用されている方は、いらっしゃると思いますが

年に1回は分析に出されてもいいかもしれません。

その結果を見て、何かを変える事になるかもしれませんし、

変える必要が無ければ、現状を把握できるだけでも意味があると思います。

 

僕の思うままに書きましたが、ほんの些細な何かの参考になりましたら幸いです