営業マンの放浪日記

搾乳ロボットセミナー 其の三

礒匠の日記2018/02/20
 

みなさまこんにちは

道東担当いそです

 

 

搾乳ロボット第三段

 

前回、効率良く搾ることが大切と言いました

 

搾乳はロボットがしてくれるようになったのに

牛が自分からロボットに入ってくれなければ

牛を追って誘導しなければならないなど

もっと手間が増えてしまいますよね

 

ロボット搾乳では基本的に

PMRというTMRから濃厚飼料を抜いたものと

ロボット内でもらえる濃厚飼料の与えるバランスで

牛のロボットに誘導します

 

つまり、おいしいエサ食べたさにロボットへ入っていき

お乳を搾られるということですね

 

牛舎の構造が

自由に動き回れるのかタイプか

 

 

 

順路が制限されているタイプか

(採食 搾乳 休息 搾乳 休息 採食 の2タイプ)

 

 

 

などでも飼料の調整が変わってくるようですが、

飼槽のPMRだけで満足させることなく

嗜好性が良く、高品質の濃厚飼料を

ロボットで給与し、アクセス回数を

しっかりと確保することが大切ですね

  

そして、さらに効率のことを考える時

重要になってくるのが

いかに、泌乳前期(特に分娩直後)の牛の搾乳回数を

増やしてあげられるかです

 

これは、ロボットに限った話ではないかもしれませんが

泌乳前期は乳腺の発達が続いており

この時期に搾乳回数を増やすことで

泌乳中・後期に向けて乳量を増やす

重要なポイントになるわけですね 

  

ですから、効率的な面で言うと

泌乳後期の牛を誘導するよりも

分娩直後のフレッシュな牛たちのロボットへのアクセスを

増やすことほうが、よいということです!

 

 

これは、搾乳ロボットで成功するための

大きなポイントかもしれませんね!