営業マンの放浪日記

新たな挑戦(発酵床)その4

植田秋良の日記2018/05/21
 

道東のT農場さん(搾乳牛75頭)を訪ねました。

3月のブログでもご紹介しましたが、

昨年12月から発酵型フリーバーン(発酵床)に挑戦しています。

まずは牛舎内の様子です。

3月に比べて発酵が順調に進んでいるのか、

明らかに発酵床の色が黒ずんできました。

この日は外気温15℃、

発酵床30㎝深部の温度は、28℃でした。

給与しているデントコーン、グラスサーレージも良く、

食欲も旺盛で毛づやもとても良い状態でした。

乳量も1日1頭36kg平均で調子が良さそうです。

 

これからの季節(といっても北海道はまだまだですが)、

気温が上がるにつれて発酵も促進されて良い反面、

場合によっては発酵床の温度が上がり過ぎて、

発酵床に牛が寝ないことがあります。

対策としては、

①扇風機を回す。

②発酵床の通気性を悪くして、

(あまり撹拌せず、やや(・・)水分高維持)

やや嫌気発酵状態にして発酵熱を上げないようにする。

などが挙げられます。

だいたい①で解決できることが多いですが、

扇風機が設置されていない場合は②もしくは、

扇風機の設置をお勧めします。

 

それではこうご期待です!