営業マンの放浪日記

根釧出張にて

礒匠の日記2018/06/12

皆さんこんにちは。道東担当の礒です

先週は、釧路根室地方へ出張でした。

 

 

酪農家さんは親牛が出す乳が生産物なので

搾乳牛の飼養管理、健康などを重視するのではないでしょうか

 

また、繁殖和牛の農家さんでしたら

素牛で出荷する牛を売ることで利益が出るので

たとえば哺育期にいかに病気をさせないかや

出荷前どれだけ草を食いこませられるかなど

子牛の管理を重視すると思います。

 

 

日本一、牛が多い町を巡回していると

ある搾り60頭規模の酪農家さんで

搾乳牛、乾乳牛、育成、そして最後に

『これいいでしょ』と哺育・離乳舎を見せてくれました

 

D型ハウスで作られた哺育・離乳舎は

生まれて何日かすると数頭の群になりたっぷりと麦稈が敷かれた

フリーなスペースに移されます

 

 

そして、何が良いかと言うと

奥に謎の穴が・・・

これは子牛たちが夢の国(パドック)に行ける出入り口だそうです

そこまで大げさなものではないにしても

外に自由に出入りすることができて

仲間たちと遊んだり、日向ぼっこしたり、

疲れたら敷料たっぷりのD型で休んだりと

 

しっかりと、子牛の管理もされていますよね!

子牛のうちに病気せずに順調に育った子は

未経産の初めての繁殖や、初産での乳量などでも

成績が良いそうです

 

 

逆に、哺育で良くない牛はなかなか種も止まらなかったりと

苦戦することが多いようです。

 

 

直接はお金を生まない所にポイントがあるのかもしれない・・・!

とひらめいたのです