皆さんこんにちは!
さて、一昨年の粗飼料の質は比較的よく、牛の調子が良かったり
増体が良かったりという方も多かったのでは、と思います。
ですが、昨年の北海道は6、7月雨が多く
刈遅れや、雨に濡れてしまったものがあり
粗飼料の質が悪いという方が多かったのではないでしょうか?![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/sad_smile.gif)
特に道内の方は自家産の牧草を食べさせていることが多いため
その年によって品質のばらつきが多いと思います。![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/cry_smile.gif)
ある、和牛繁殖農家さんでは冬に入るまで
一昨年の良い草が残っていたため、
昨年のイマイチな草と半々くらいで混ぜて与えていました。
しかし、どうも食いつきが悪く草が残っていることも多かったため
本格的な寒さが来る前に一昨年の乾草のみに切り替えたそうです
すると、一昨年の少し古いものとはいえ
食い込みも戻り、毛艶も良くなり、牛の幅も出てきたということです![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/thumbs_up.gif)
![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/wink_smile.gif)
素晴らしい判断!!![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/teeth_smile.gif)
改めて粗飼料の重要性に気づかされました
配合飼料にそこまで大きな品質のばらつきは考えにくいので
体高や幅が出てこないというときは
草の品質を疑ってみるといいかもしれませんね
また、その農家さんの話では
離乳後からビートパルプを与え
繊維を補ってあげることで(最大でふやかさないで500g程度)
腹づくりに一役買っているのか
給与する前に比べて肋張りが良くなったとのことです。![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/whatchutalkingabout_smile.gif)
その他、哺育時からスターター、乾草と一緒に
バガスをやることで、乾草の質が不安定な時でも
成長が安定してきた気がするとのことでした!![](/Providers/HtmlEditorProviders/FckHtmlEditorProvider/FCKeditor/editor/images/smiley/msn/lightbulb.gif)
![](/Portals/0/uploads/IMG_0121.jpg)
もちろん、粗飼料の質が良く
しっかりと食い込めていれば、それが一番ですので
あくまでも補助的にあたえているそうです。
頭の片隅に置いておいていただければ嬉しいです。