営業マンの放浪日記

嗜好性について

岩本尚吾の日記2019/03/10





東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。



一昨日、ある九州の肥育農家さんと食事をしました。



とても優秀な肥育農家さんです。 (*^_^*)




その肥育農家さんが・・・



”この前 出荷した3頭は、2代祖、3代祖に安福久が入っていなくて



BMS12、11、10だったのに(金太郎3-平茂晴 みたいな流れが多かったです)



このあいだの共励会に出した 安福久母牛の牛は4等級だったよ。



出荷する前の表現型は あのボコボコになっていない牛だったんだけど



あのカタチになっていなくても チャンピオンになったこともあるから



少し期待していたんだけど・・・ ”




と 言っていました。 *__*




いろいろと話しているうちに 導入時のエサのことになり、



その肥育農家さんが・・・



”うちは配合飼料をやった後に 発酵飼料をやっているんだけど



発酵飼料は あえて 嗜好性の良くないもの を 使っているよ。



嗜好性が良すぎると 発酵飼料も 配合飼料も 強い牛が食べてしまって



弱い牛が食べれなくなり、どうしても 牛達にバラツキがでるような気がする。



(導入時は 4頭 1群だと思います)



うちの発酵飼料は 嗜好性があまり良くないので



強い牛が食べ過ぎないし(喜んで喰いつかないし)、弱い牛の方が 意外と 頑張って食べて



そのうち、その嗜好性の悪いものに 牛達が慣れてきて みんなで仲良く食べてるよ。”



ということでした。





もちろん、嗜好性は良いに越したことはないような気はしますが



嗜好性の良くないものを あえて 利用する という考え方もあるのですね。




良薬口に苦し なのか 単純に美味しくないだけ!? なのか 分からないのですが



使い続けることができるということは 良いものなのだと思います。



牛達も大きく育っていますしね。 (*^_^*)




Kさん、 他の地区でも あの飼料を使っているのか確認してみますね。



嗜好性についても 一応!? 聞いてみます。 *__*