営業マンの放浪日記

ある農家さんの話

岩本尚吾の日記2019/05/22

 



ある農家さん(Hさん)のところへ行ってきました。

 

とても優秀な農家さんです。    ☆下の写真は Hさんの哺乳ロボットのある牛舎です。

 

 

 

 

Hさんは 酪農家さんでもありますが 和牛の母牛も 20頭います。

 

その母牛から採卵しながら、 和牛の受精卵産子を産ませています。

 

Hさんは 熊本県家畜市場で毎月開催されている

 

ETスモールセリ(4か月齢未満の子牛)に 和牛の子牛を出荷していますが

 

先月(4月)のETスモールセリで Hさんの子牛が オスの最高価格でした。 

 

☆勝早桜5ー安福久ー百合茂 112日齢 184キロ 86.8万円(セリ価格) でした。 

 

ちなみに、先月のETスモールセリではオス(体外受精卵含め)が372頭 上場されていましたよ。 

 

実は、先月だけじゃなく 昨年も何度か!?オスのトップを取っていた気がします・・・ 

 

おそらく 何か 秘密の!? テクニック が あるのだと思います・・・ 

 



Hさんの子牛は 発育の良い牛が多いので

 

子牛の哺育について その秘訣!?を聞いたのですが・・・

 

 

”子牛が産まれてから 最初は 俺がミルクを飲ませていて

 

 ある基準を超えたら 哺乳ロボットのある牛舎に入れるんだけど

 

 その目安は お湯 2.2~2.5リットル 粉ミルク 550~600グラム を 1日 2回(朝と夕方)

 

 3日間くらい しっかり飲めるようになること”

 

 ということでした。

 

だいたい 3週間くらいしたら その基準に達するようです。 

 

ちなみに 毎回 アースジェネターを ミルクの中に 3グラムずつ入れているようです。

 

このことが重要だから しっかり伝えてね と Hさん(東さん)は 言っていました。 

 

やらせではありませんよ・・・・・  

 

ミルクに アースジェネターを入れると 第四胃にいってしまうのですが(第二胃溝反射)

 

それでも 小さいときから 口にいれてあげることは大切だと思います。

 

できるだけ 早い時期から 腸内環境を整えていくことが大切だと思っています。

 

まだ スターターも そんなに食べることができない時期に(産まれてから3週間くらいまで) 

 

毎日、アースジェネターを 子牛の 口に入れるのは 大変だと思うので 

 

それでしたら ミルクに入れるのが 一番楽で 確実に口に入る方法 だと思います。

 

もちろん、スターターを食べるようになったら スターターに振りかけてください。

 

Hさんのところでも ロボット哺乳の牛舎では ミルクの中ではなく スターターに 振りかけています。 

 

ちなみに、 Hさんは 90日齢で離乳にしています。 

 

 

Hさんの ロボット哺乳の牛舎は 広くて 環境が良く 子牛達は のびのび 育っています。

 

稲ワラも たくさん敷いてありますよ。 

 

 

 

東さん  今月の子牛(今月は24日がETスモールセリです)も  良い感じの牛がいましたね。  

 

今月も 最高価格を 取っちゃうかもしれませんね。    ムフフフフ・・・