営業マンの放浪日記

ある酪農家さんの話

礒匠の日記2019/06/07
 

皆さまこんにちは。

道東担当の礒です

 

さて、先月の話になりますが

釧路地方の牧場へ行ってきました。

 

こちらは、築20年になる発酵床牛舎です

「発酵床」、「バイオベッド」、「コンポストバーン」

に興味あって・・・という方には

必ずと言っていいほど視察させていただく牧場で

いろいろな方面からの視察も多い牧場です

 

今一度「発酵床牛舎」について説明すると

毎日出る糞尿と敷料を混ぜ

牛床自体を発酵(堆肥化)させてしまおう!というもので

うんちを完全にとることはないので

少し、汚いイメージがある方もいるかもしれませんが

「発酵」することで牛体にうんちが付くことがあっても

細菌学的?にはきれいなのです!

 

 

足場がいいので、発情が明確になったり

蹄病が少ないなどのメリットがある反面

敷料が比較的多く必要で、確保は必須です!

(今はおが粉などの敷料が高価で手に入りにくい!

 

牛たちを見ていると

気候的にも暖かくなり非常に牛の状態が良く

乳量、乳質ともに抜群でニコニコでした

(今はもっと毛艶ビカビカで乳も出ているとのこと!)

 

3年ほど前からはギ酸添加でサイレージの品質安定

1年前から搾乳マニュアルの見直しと

20年間の発酵床で牛舎細菌叢の安定と

努力の成果が表れており、乳量も年々伸びております

 

これからの益々の牧場の発展を期待しております!