営業マンの放浪日記

子牛の場所

中紙育朗の日記2019/10/29
 

 

子牛を自然哺育(親付け)されている農家さんに向けて書きたいと思います。

 

子牛のスペースを作っている農家さんがほとんどですが、

 

まだ作っていない農家さんは是非、出来そうな方法を紹介させて頂きますので

 

参考にして頂ければと思います。

 

 

 

 1つ目は制限哺育の農家さんになります。

 

 

 

木の板で仕切り、哺育の時は板を上げ子牛を親につけてあげます。

 

 

(子牛のスペースは3メートル×2メートルくらいだと思います)

 

分娩房が縦に長く、ゆとりがある牛舎でしたら改築は必要ですが

 

可能かと思います。

 

母牛、子牛の管理がしやすく、制限哺育ですので母牛の発情回帰もさせやすい

 

かと思います。

 

 

2つ目は木の棒で子牛のスペースを作っている農家さんになります。

 

 

 

 

 

 

木の棒の高さは母牛の首に当たるくらいだと、入って来れないそうです。

 

木の棒をひもで縛っておく方法であれば、手軽に出来ると思いますし

 

位置を変える時も、除糞の時も楽だと思います。

 

 

もし1つの分娩房にゆとりがなく、子牛のスペースを作ってしまうと狭く

 

なってしまう牛舎では、分娩が近い牛と合わせて2スパン(1群を2頭)で

 

飼うのも1つの方法かもしれません。

 

もちろん、スターター、水、粗飼料を子牛が食べやすい高さで設置し

 

綺麗な状態を維持して頂ければと思います。

 

 

 

 

子牛の発育が変わってくると思います。