営業マンの放浪日記

牛床管理について2

礒匠の日記2020/02/29
 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です!

 

さて、今回も牛床管理の一例をあげさせていただきます。

 

こちらは、肉牛農家さんですが

少し古い牛舎ということもあり

糞出しがとても大変な手間で

2人がかりで行い時間もかかっていたようです

 

また、畑はほとんど持っておらず

堆肥の処理にも苦労されていたようです

 

そんな時、ラボジェネターのブログで

発酵床の記事をご覧になられ

チャレンジしてみました

 

 

1つの牛舎で

ちょうど床出しをする直前のタイミングだったのですが

堆肥を外に出してしまうのではなく

 

ベッドの糞を牛舎の中央に集めて

バークを混ぜ込み何度か切り返しをしました

 

バークと糞が混ざり合い

糞の塊をほぐして通気性を良くし

その後、それをベッドに平らに敷きました

そして、最後におが粉を振りかけてあげれば

簡易発酵牛床?の出来上がりです

 

肉牛で糞が緩くないこと

アースジェネターを毎日しっかりと給与していたため

糞の状態が締まり、臭いも抑えられていたこと

など条件も良く

発酵牛床を開始できたのかなと思います!

 

1か月弱経ち、様子を見に行ってみると

ベッドの水分状態を見て

1週間に1度ほどバークを

バケット1杯入れるだけなので楽になり

 

さらに出荷する牛の体のボロを取るとき

以前よりもすぐに取れてびっくりした!

とのことでした。

 

 

牛舎掃除の手間が削減できて

今後堆肥の処理も少しでも楽になれば幸いです!

 

別の肥育牛舎でもチャレンジしているとのことで

更なる、作業の効率アップ、手間の削減

生産性アップなど祈っております!