営業マンの放浪日記

質問です 2

岩本尚吾の日記2020/08/05



東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。



皆さま いかがお過ごしでしょうか。



暑い毎日が続いていますよね。



皆さま 家にあるクーラーが壊れたらどうしますか。



動くようになるまでに 1週間かかると言われたら・・・ 



想像しただけでも オソロシイ ですよね。 



もちろん、クーラーがなくても 扇風機があれば良いのですが・・・ 





皆さま もし可能でしたら




牛達(牛舎)にも 今より 少しでも 快適な環境を作ってくださいませ。



☆新鮮な水、清潔な飼槽、扇風機 や 細霧(ミスト)装置などありましたら
  


  牛達は喜ぶと思いますし、今より大きく育つと思います。 







ところで・・・






先月開催された九州のある県の共励会の成績を見ました。



出場頭数 は 61頭でした。



最優秀賞 や 優秀賞、優良賞の血統(三代祖) や 枝肉重量などは書きません。 



その結果は 皆さまの想像する想定の範囲内のもの だと思います。



ちなみに、入賞していた牛(最優秀賞、優秀賞、優良賞)は 6頭いたのですが



6頭 すべて BMS12 で  すべて 安福久母牛 でした。




その成績(データ)には




子牛の導入金額(セリ価格《税抜き》) と



肥育後の販売価格(枝肉重量 × 枝肉単価《税抜き》) が 載っていました。




肥育時にかかる1頭当たりのコスト(エサ代やワクチン、敷料代の衛生費など)を仮に45万円としたときに




今回の共励会の牛で利益を上げている方は何人いたと思いますか。




☆45万円はあくまでも仮の話です。



 頭数規模、環境、肥育期間などにより1頭当たりのコストは人それぞれ違います。



   ちなみに、61人の方の中には自家産の子牛を肥育していた方も6人いました。



   その6人の方たちの導入価格は去勢が 74.1万円 メスが 60.1万円になっていました。



   今から 20~22か月前の子牛価格の平均(税抜き)なのかもしれません。






今回の共励会(61頭出場)で





枝肉の販売価格から子牛導入価格を引いた金額が45万円を超えていた農家さんは・・・







20人でした。






☆今回は あくまでも共励会のデータですので



 (農家さん達は出荷予定牛の中で自信のある血統、牛を出荷している方が多いと思います)



 通常出荷している牛とは(良い意味で)仕上がりが違っている牛たちの結果かもしれません。



 ちなみに、入賞牛(6頭 すべて BMS12)の 枝肉価格は1頭が2823円、それ以外の5頭は3000円以上でした。



 賞に入っていない牛の枝肉価格は 一般出荷の価格に近かったのかもしれません。



 あくまでも、個人的な意見です。 






今回の61頭の中には 子牛導入価格より 販売価格が安かった方もいました。
 




大変な時代ですよね・・・









   つづく・・・