営業マンの放浪日記

粗飼料分析

礒匠の日記2021/02/03
 

皆さんこんにちは。

道東担当の礒です。

 

さて、とある和牛繁殖農家さんでは

親付で子牛を買っています。

 

今シーズンの冬は生まれてきた子牛も

事故無くとても順調とのことでした

 

お話を聞くと

お母さん牛の状態が良く

生まれてくる子牛もとても元気とのこと

 

こちらの農家さんでは

自家産の粗飼料を給与していますが

牧草地ごとのロット管理と粗飼料分析を

しっかりと行っています

 

昨年取れた牧草は天候も安定せず

品質にかなりばらつきがありました

 

ですが、粗飼料分析をすることで

足りない栄養素を配合飼料や添加剤などで補い

母牛の栄養管理がきっちりとできています

 

さらに、冬は分娩前後の母牛を何頭かランダムに選び

血液検査(代謝プロファイルテスト)を

行うことで

栄養管理がある程度正しかったかの確認と

数値が良くなければ

何を補ってあげればいいのかなどの

参考にしているそうです

 

もちろん、生まれたての子牛の観察や管理も

きっちりとされているため

子牛の事故もほとんどないということだと思います

 

粗飼料分析に関しては

1サンプル30005000円ほどで

できるかと思います

 

特に自家産の牧草で

栄養価がばらつくのが心配だったり

便が緩い

食べている割には体つきがイマイチ

など・・・なんか微妙だなという方は

一度、そういった検査をしてみると

原因追及のひとつになるかもしれませんね!