営業マンの放浪日記

乾草庫にて

植田秋良の日記2021/08/20
 

この夏は30℃以上の日が続き、

記録的な暑さとなりました北海道です。

 

しかし、ここ数日は打って変わって

10数℃の日が続き、涼しさを通り越し、

もう夏が終わったか!と思うぐらい寂しく寒かったです。

(昨日ぐらいから少し暑さが戻ったようですが)

 

さて、そんな暑い日が続いた時期に

北海道では1番牧草の収穫作業が行われました。

そして、ほとんどの所で質量ともに最高の出来と

なりました。

 

多くの農場さんでは、乾草庫が乾草で満杯になり、

入りきらないといったところも多いようです。

写真は、とある農場さんの乾草庫の様子です。

長期間の保管に備え、乾草の品質劣化(カビなど)

を防ぐため、スノコ(パレット)を下に敷いて

乾草を積み上げています。

 

また、乾草庫に入りきらない場合は、

ラップを巻いて外に保管しているところも見かけます。

(最初から低水分ラップサイレージをつくっている方も

 おられます。利点は、乳酸発酵により、嗜好性が高まり、

 採食量がアップすることや保存性が高まることなどが

 挙げられます。)

 

今年の豊作は、ここ近年の牧草(麦稈も)の需要と供給

バランスをがらりと変えました。

 

例年のような牧草(麦稈)の動き(売買)が見込めない中、

先ほど紹介したような品質劣化を防ぐ対策をすることが、

あらためて大事になってくるかもしれませんね!