営業マンの放浪日記

新築2年目の発酵床牛舎(掘り下げ式)

植田秋良の日記2021/09/24
 

先日、北海道のとある農場さんにお伺いしました。

 

農場では昨年の春に発酵床牛舎(掘り下げ式)を新築し、

今年は2年目のシーズンを迎えています。

 

 

この牛舎では、未経産牛が飼養されています。

快適なベッドによりストレスが軽減され、

肋張り、毛づや、繁殖成績など牛の健康状態は良好のようです。

 

また、春から現在まで発酵牛床の維持管理を

全くしていないにも関わらず、良好な状態を保たれています。

 

結果、省力化やコスト削減も実現しています。

 

 

今年に入り、

ここに居た4頭が(別棟の牛舎)無事、出産したそうで、

初産にも関わらず安産だったとのことでした。

 

また、子牛の健康状態を獣医さんに診てもらったところ、

とても状態が良く、母子ともに健康のようで何よりです。

 

その要因の一つとして、発酵牛床を上手に管理し、

牛のストレスを軽減させていることが挙げられます。

 

牛舎を建てる時、

一般的ではない発酵床牛舎(掘り下げ式)を

採用することは、簡単ではなかったと思います。

 

この農場さんが、勇気を持ってトライされたことに

あらためて敬意を表したいと思います。

 

今後も発酵牛床を上手に活用することにより、

牛のストレス軽減や省力化、良質な堆肥生産、

コスト削減など様々な効果を十分に発揮されることと思います。

 

私も微力ながらサポートできればと思っております。

 

また、経過をお知らせいたします。

 

 

乞うご期待です!