営業マンの放浪日記

華々しいデビュー

植田秋良の日記2022/03/24
 

このほど、

一昨年前から一部一貫肥育を始められました農場さん

学校法人八紘学園北海道農業専門学校 日高農場)

の初出荷(肥育3頭)が行われました。

 

 

ちなみに新築した肥育舎は

一押しの発酵床式牛舎(掘り下げ)です。

 

1マス3頭を飼養し、

1頭当りの密度は13㎡と、かなり広めになっています。

 

さて、結果は・・・・

 

下記の通り驚きの結果となりました。

 

去勢 30か月 

福之姫-菊福秀-安茂勝-福栄

枝重545㎏ A512 

ロース62 バラ8.5 皮下3 歩留73.6 

 

去勢 30か月 

福之姫-百合茂-第2平茂勝-福栄

枝重596㎏ A512 

ロース65 バラ8.9 皮下3.8 歩留73

 

去勢 30か月 

美津照重-勝忠平-花清国

枝重517㎏ A512 

ロース64 バラ8.8 皮下4.2 歩留73.4

 

 

(結果、写真とも学校法人八紘学園北海道農業専門学校様提供)

 

なんと、3頭ともA512でした!

 

枝重も平均550㎏越えです!

 

血統は好結果が出ている福之姫や美津照重だったものの、

安福久や美国桜などはどこにも入っていません。

 

しかも❶❷は4代祖の福栄から自家保留をしている牛でした。

 

 

今回は(ほぼ)初めての肥育だけでなく、

私が知る限り初めての掘り下げ式発酵床式牛舎による肥育でした。

 

発酵牛床のメリットである

1,横臥時間や反芻の増加(厚い牛床)、

2,足や蹄への負担減(寝起きが楽々)、

3,厳冬期のエネルギーロスの減少(発酵熱による保温効果)、

4,臭気軽減やハエの減少(発酵による香り)、

5,床の長持ち、

などの効果が

少なからずプラスに働いたのではないかと思います。

 

もちろん、

定評のある農場さんの素牛づくり(普段は素牛市場に出荷)や

肥育飼料メーカーさんのアドバイスのもと、

農場さんが新しい肥育事業に対し、

一丸となって真摯に取り組まれたことが主要因なのは

言うまでもありません!

 

 

あらためて本当におめでとうございます。

 

 

 

今後のご活躍を祈っております!!