営業マンの放浪日記

発酵床牛舎

礒匠の日記2022/05/17
 

皆さんこんにちは。

 

道東・関東担当の礒です

 

今回は発酵床牛舎(バイオベッド、コンポストバーン)

の話をしたいと思います

 

とある道内の発酵床牛舎をお邪魔し

農家さんとお話をしたところ

牛・ベッドの状態ともにとても良好とのことで

牛たちにとってとてもよい季節になりました

 

この牧場さんでは

毎朝1回のベッドメイキング(敷料の補充)を行っています

ベッド内の堆肥の攪拌などは行わず

発酵に適した水分にするための敷料足しだけです

 

時々、パワーハローなどで攪拌し、ベッド内に空気を入れてあげたり

年に数回、たまってきた堆肥の上部を取り出したりします。

 

ベッドの微生物たちにとってこれからの時期は

活動するために良い条件になってきます

適度な水分(手で握ってしっとりするくらい)を保ち

日光や自然の風を牛舎内に取り込んであげていることもあり

牛もとても気持ちよさそうに寝ていました!

 

 

他の牧場さんでは

パドックや放牧地に日中出している所は

発酵床のベッドメンテナンスを全くしないで大丈夫!

というところもあります

 

僕は発酵床に重要なのは水分量

と考えており

牛の密度や、換気方法、日光、敷料足し

などどれも無理なく、程よくやることで

牛たちに快適なベッドが提供できるはずです!

 

 

でも、これからは暑熱対策の季節ですね(^^;