皆さんこんにちは。
道東・関東担当の礒です
今回は発酵床牛舎(バイオベッド、コンポストバーン)
の話をしたいと思います
とある道内の発酵床牛舎をお邪魔し
農家さんとお話をしたところ
牛・ベッドの状態ともにとても良好とのことで
牛たちにとってとてもよい季節になりました
この牧場さんでは
毎朝1回のベッドメイキング(敷料の補充)を行っています
ベッド内の堆肥の攪拌などは行わず
発酵に適した水分にするための敷料足しだけです
時々、パワーハローなどで攪拌し、ベッド内に空気を入れてあげたり
年に数回、たまってきた堆肥の上部を取り出したりします。
ベッドの微生物たちにとってこれからの時期は
活動するために良い条件になってきます
適度な水分(手で握ってしっとりするくらい)を保ち
日光や自然の風を牛舎内に取り込んであげていることもあり
牛もとても気持ちよさそうに寝ていました!

他の牧場さんでは
パドックや放牧地に日中出している所は
発酵床のベッドメンテナンスを全くしないで大丈夫!
というところもあります
僕は発酵床に重要なのは水分量!
と考えており
牛の密度や、換気方法、日光、敷料足し
などどれも無理なく、程よくやることで
牛たちに快適なベッドが提供できるはずです!
でも、これからは暑熱対策の季節ですね(^^;