営業マンの放浪日記

粗飼料について

岩本尚吾の日記2022/07/24



いつもありがとうございます。


東北地区・九州地区担当 の 岩本尚吾です。


皆さま いかがお過ごしでしょうか。


暑い毎日ですよね・・・ 


皆さま くれぐれもお身体大切にしてくださいませ。 



ところで、少し前に ある繁殖農家さん(Yさん)から連絡がありました。



農家さん(Yさん):”数年前から子牛にオーツを給与しています。

          今までは調子が良かったのですが、最近は少し便が緩む気がします。

          僕の周りではオーツを給与している農家さんが少なくて

         (チモシーを使っている方が多いようです)

          オーツについて聞くことができないんですよね・・・

          オーツを給与することは大丈夫でしょうか”


岩本: ”ちなみに、今、子牛たちはどんな感じなのですか、全頭下痢しているとか・・・

    全頭(もしくは8割以上)下痢をしているようだったら

    もしかしたら粗飼料が(下痢の)原因の可能性があるのかもしれませんが・・・”


農家さん: ”全頭じゃなくて、数頭です。10頭のうちの2~3頭みたいな感じです。

      結局はしっかり食べるようなり 大きく育って

      子牛セリに出荷できているんですが、なんか気になるんですよね・・・”




子牛に粗飼料を給与するという意味では(あくまでも個人的な意見なのですが)


牛たちが食べる粗飼料であれば、ある意味 どんな粗飼料でも良いと思っています。


栄養価が高い粗飼料だけど嗜好性が良くないもの(食べないもの)より


栄養価が低くてもモリモリ食べる粗飼料の方が良いですよね。


もちろん、しっかり食べるような粗飼料(の質)だとすれば、


農家さんそれぞれの考え方で、種類を選んで良いと思っています。


ただ、 先ずは 食べることが優先ですよね。


もし、数頭 便が緩い子牛がいるとすれば、個体差もあると思います。


(生まれつき胃腸の弱い人 も いますよね・・・) 




岩本:”Yさんは おそらく・・・

   今、いろいろな意味で良い感じなのだと思います。

   良い感じなので、そこが(数頭の子牛の便の緩み)気になるのではないでしょうか。

   もし・・・

   ご家族のことでいえば・・・

   実は、 奥さまとトラブル中だったり 

   ご両親の介護があったり、ご家族(自分自身)が病気だったり、

   牛たちのことでいうと

   たて続けに 牛たちが死んでしまったり・・・

   そういうことがあると、数頭の便の緩みも見えなくなってしまうと思います” 


農家さん:”そうかもしれないですね。 オーツの給与については、

     今までそんなに問題がなかったので気にしなくても良いのかもしれません”




粗飼料については(種類にかかわらず)


子牛のときに、しっかり喰いこんでいるとすれば


肥育農家さんのところへ行っても、しっかり喰いこめるお腹になっている(可能性が高い)


と思っています。


(当たり前のことなのかもしれませんが・・・  )




牛たちのことについても ご家族のことについても いろいろありますよね。



本当に 人生 いろい~ろ あるのですが



そこに なにかしらの意味があると 思っています。




すべてを受け入れて 一歩一歩やっていきましょう。