営業マンの放浪日記

発酵牛床(バイオベッド、コンポストバーン)その2

植田秋良の日記2023/04/29
1. はじめに

養牛農家さんの経営において、
ポイントとなることはいくつも挙げられます。

その中には
❶牛を健康に飼う、❷省力化、❸コスト削減、❹良質な堆肥生産
なども含まれていると思います。

発酵牛床は一つの牛床管理方法ですが、
運用次第では、それらのポイントを同時に実現することが可能です。
たかが牛床管理、されど牛床管理です。

養牛農家さんが使用する牛舎は、主に3つのタイプがあります。

それは繋ぎ牛舎、フリーストール牛舎、フリーバーン牛舎です。

発酵牛床は、フリーバーン牛舎において運用することができます。

大きな特徴は、名前の通り『牛床を発酵させること』です。

最初に申し上げておきますが、私はその条件を満たしていれば、
極端な話、どんな施設や運用方法でも構わないと思っています。

理由は、私が経験した現場において、
農場ごとで施設や運用方法が全て異なるにも関わらず、成果が出ていることを目の当たりにしているからです。

ただ、今回は、
発酵牛床の基礎知識や考え方、農場事例などを紹介することで、
これから発酵牛床の運用を考えている方や実際に運用している方の参考になればと願っております。

次回は、発酵のお話についてです。

どうぞよろしくお願いいたします!