営業マンの放浪日記

2023年6月 南北海道肉牛市場

植田秋良の日記2023/06/18

6月14~15日の2日間、
南北海道肉牛市場が開催されました。
(今回は1日目のみ見学)

 

上場頭数は1,931頭でした(素牛のみの頭数)。

【内訳】
1日目メス434頭、去616頭
2日目メス380頭、去501頭

主な種雄牛は以下の通りでした(上場頭数が多い上位10頭)。

福之姫   404頭(メス155頭、去249頭)
勝早桜5  175頭(メス74頭、去101頭)
若百合   145頭(メス62頭、去83頭)
百合白清2 102頭(メス32頭、去70頭)
英貞    85頭(メス39頭、去46頭)
美国白清  53頭(メス19頭、去34頭)
紀多福   53頭(メス24頭、去29頭)
美国桜   52頭(メス27頭、去25頭)
諒太郎     47頭(メス29頭、去18頭)
幸紀雄    43頭(メス13頭、去30頭)


平均価格は以下の通りでした(税込価格)。 

メス 515,231円(最高1,012,000円、最低23,100円)
去勢 660,540円(最高979,000円、最低82,500円)

前月と比べ、
メス約6万4千円安、
去勢約4万2千円安でした。


内容は、前月に引き続き大幅な下げでした。
(特にメス)

去勢は、概ね50~70万円台で推移。

前月より上物(80万以上)が少なく、
下物(50万円台以下)が多くなった(下がった)印象。

高値の代表格、福之姫(一代祖)でも
発育や2~3代祖の違いにより、
価格差がありました。


雌は、概ね40万前後~60万円台で推移。

去勢より更に上物(70万以上)が少なく、
下物(20~30万円台)が多くなった(下がった)印象。

繁殖用の購買意欲も弱かったように感じました。
(例外なく一代祖安福久も)

では参考までに
高額で取引された牛の結果をお知らせいたします。

【去勢】
福之姫-勝早桜5-安福久  270日368㎏  890,000円
福之姫-安福久-勝忠平   293日419㎏  852,000円
若百合-安福久-勝忠平   315日352㎏  803,000円
勝早桜5-安福久-百合茂  295日392㎏  734,000円
百合白清2-安福久-平茂勝271日302㎏  715,000円

【メス】
福之姫-白鵬85の3-安福久 297日309㎏  899,000円
安福久-華春福-百合茂     314日334kg  834,000円
福之姫-安福久-福栄       312日333㎏  674,000円
茂福久-喜亀忠-隆之国     313日370kg  665,000円
勝早桜5-幸紀雄-安福久    305日329㎏  630,000円


続いてF1の結果を簡単にお知らせします。

上場頭数はメス271頭、去勢42頭でした。

平均価格は以下の通りでした。(税込)

メス 226,470円(最高383,900円、最低55,000円)
去勢 289,434円(最高359,700円、最低123,200円)

前月と比べ、
メス約3万8千円安、
去勢約1万3千円安でした。


以上、市場結果でした!