あのときの気持ち

岩本尚吾の日記2023/11/16

いつもありがとうございます。
東北地区・九州地区担当　の　岩本尚吾です。
皆さま　いかがお過ごしでしょうか。
少し前に、ある九州の農家さん（Kさん）のところへ行ってきました。
Kさんはとても優秀な肥育農家さんです。

農家さんたちにとって厳しい時期は続いているのですが、
Kさんは　今でも肥育牛1頭当たりの利益をしっかり出している方だと思います。

Kグチさんは　長年肥育牛だけを管理していたのですが、
義理の娘さん　Rさん（息子さんの奥さま）が牛飼いを手伝うようになったこともあり、
数年前から肥育だけでなく繁殖も始めました。
そのなかで、カワグチさんに代わってRコさんが
肥育牛の導入に行ったり、繁殖素牛の導入に行ったりするようになり活躍しています。
そして・・・
Rコさんが自分のために初めて買った子牛（繁殖素牛）が妊娠して、5月に女の子（メス牛）を産みました。
その女の子のネームプレートが下の写真↓↓↓です。

☆えりみくに（お母さんの名前）から産まれた”さくらこ”のネームプレートです。
このネームプレートを見たら分かっちゃいますが、レイコさんはさくらこちゃんへの愛情たっぷりですよね。

想いがある農家さんじゃないと、なかなかこんな感じのネームプレートを書けません。
といいますか・・・
牛飼いを始めたころには　皆さまも
レイコさんのような　愛情たっぷりな気持ちで牛飼いをスタートしたのではないかと思っています。
どうですか？？
もちろん、今も牛たちへの愛情はたっぷりだと思うのですが、
昨年から、いろいろと大変なこともありますので
どちらかといえば、牛のことを想いながらも
コスト削減のことを中心に考えてしまうのではないかと思っています。
もし、あのときの（フレッシュな）気持ちに戻ったら、
牛たちのために、もう少し何か行動できるのではないかと思っています。
牛舎環境を改善したり
今よりも意識して牛たちを観察したり
牛たちのかゆそうな部分をかいてあげたり・・・
行動することは簡単ではないのですが、牛たちのために少しでも行動してくださいませ。

そのことがすべて、皆さまの経営に繋がっているのだと思っています♥

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