営業マンの放浪日記

冬支度の時期❷(発酵牛床)

植田秋良の日記2023/12/19

前回のブログ
【冬支度の時期(発酵牛床)】
の続編です。

先日、訪問した北海道の、
とある農場さんでは、
ちょうど発酵牛床(掘り下げ)の
冬支度を実施されていました。

 

まず、表面20~30㎝ほどを削り、床出し。

次に、オガクズをやはり20~30㎝ほど
敷き詰めました。

 

仕上げにロータリーで撹拌(二度掛け)し、
オガクズを鋤き込んでいきました。

(鋤き込むことで、表面30㎝ほどの比重が軽くなり<通気が良くなり>、
発酵温度の上昇や維持を期待)

 

そして、冬支度の完了です!

最高な状態ですね!

昨冬は凍てつくような寒さが続き、
例年になく発酵牛床が凍結した事例が
散見されました。

ですが、
その予防策として、
まずはこのような冬支度を行うこと、
そして、
厳寒期は、敷料投入を早めに、多めに、
という意識を持ち、実施することが有効ではないかと
思います。

(もちろん、牛が気持ちよく横臥し、
健康状態が良いかどうか観察しながら、
牛床管理を行うことが重要なのは
言うまでもありません!)

厳冬期の発酵牛床の凍結を未然に防ぐことにより、
牛の良好な横臥状態および健康状態に繋がることを
願っています。

以上、
冬支度(発酵牛床)の続編でした!