営業マンの放浪日記

発酵牛床(コンポストバーン、バイオベッド)その13New

植田秋良の日記2024/05/13

4. 発酵牛床のつくり方

(1)発酵牛床のタイプ

発酵牛床のタイプは
主に
❶掘り下げ式と、
❷かさ上げ式の
2タイプに分けられます。

さらに細かく分けると
掘り下げ式3タイプ、
かさ上げ式1タイプの
計4つに分けられます。

それでは1つずつ紹介していきます。

❶掘り下げ式−1

~発酵牛床のみ掘り下げるタイプ~
 
このタイプは
発酵牛床の基本形となり、
弊社が関わっているなかで最も多いタイプとなります。

牛舎を新築する時に予め
発酵牛床部分(採食通路除く)を掘り下げる設計にします。
(※採食通路はコンクリート基礎にし、定期的な除糞を実施)

掘り下げて運用するのは、
地熱を利活用できるうえ、
発酵牛床の厚みを充分確保することができるからです。

その結果、
発酵牛床の期待される効果が最も現れやすくなります。

牛舎を新築して発酵牛床の運用を考えている場合は、
是非このタイプ掘り下げ式をお勧めします。
 

❷掘り下げ式−2

~掘り下げ式−1からふん尿と敷料を積み足していくタイプ~
 
このタイプは
❶掘り下げ式−1タイプからふん尿と敷料を積み足していきます
(掘り下げ式+かさ上げ式)。

前述した掘り下げ式−1タイプと同等の効果が期待できます。

違う点は
ふん尿と敷料を積み足していくことにより、
日々の除糞がない(少ない)一方で、
どこかのタイミング(例:年1回)で、
かさ上げされた堆肥をまとめて床出しする必要があります。
 

❸掘り下げ式−3

~採食通路も含め全て掘り下げるタイプ~
 
このタイプは
❶掘り下げ式−1タイプに加え、
採食通路も掘り下げて発酵牛床に運用しています。

牛が採食中にふん尿をすることが多いため、
採食通路の水分は高くなりやすいです。

そのため、
維持管理(削る、敷料投入、整地など)の頻度を上げ、
発酵牛床の水分だけでなく、
高さ(飼槽の高さとの兼ね合い)の調整も必要になります。
 

❹かさ上げ式

~ふん尿と敷料を積み足していくタイプ~
 
このタイプは
新築牛舎だけでなく、
既存牛舎でも運用することができます。

発酵牛床の高さは
できる限り高くします。
(奥側40㎝以上)

しかし、
牛群を仕切る柵や壁の高さとの兼ね合いで、
定期的に牛床を削る必要があります。

もし床出しする場合は、
土台(種菌)を残すことがポイントです。
 

以上、
発酵牛床のタイプのお話でした。

次回は、発酵牛床の構造のお話です。

乞うご期待です!